資格・検定試験の参考書

少々お高いので迷いましたが、とてもわかりやすく、参考になりました。福祉の制度は知らずに損をすることが多いものですが、これを熟読していれば大丈夫。熟読しなくとも、ほしい情報だけ目次からたどりつけます。お役所の立場でなく、当事者の気持ちになった視点で書かれているところが素晴らしいと思います。おすすめです。ご本人、ご家族の方、ぜひ手にとって見てください。みんなで図書館にリクエストして、いろいろな人の手に渡るようにしたらいいと思います。

身近に精神障害者がいて家族の限られた人的・経済的資源のもとで、どこまでどのように援助・保護しておげられるのか真剣に考えていたときに、欲しいと思っていた内容の書物に出会うことができました。検索により的確に目的の書物に到達できるアマゾンのシステムに感謝しています。さて、本の内容ですが、日本の今の精神障害者の生活医療制度・福祉制度の現状の全体像を理解する上で、大変役に立ちました。家族として制度をどこまで利用できるのか、また引き受けるべきことは何なのか、何を覚悟をすべきなにか、これらを把握する上で大変よくまとめられています。福祉に携わる方々にとってはも便利な情報源になるのではないかと思いました。