資格・検定試験の参考書

図やイラストを多用していたり、何とかして読みやすくしようとしてくれているのが感じられる。ページ内の文字数も少ないので、ページ数の割に早くこなせてしまうと思う。その分、あまり出題されない論点は大胆とも言えるほどに省かれている。商簿に関しては、余力があればもう一冊参考書をさらっと読んでおくとよい。

　イラストの猫はかわいいのです。
　テキストで覚えて、問題で練習して。。と１冊で済ませられる分にはリーズナブル。。　実務でこのレベルをやっている方なら復習になって良い１冊かもしれません。。
　テキストだけで勉強を始めた私には、これだけではちょっと。。。　　
　ある程度内容を理解している人向きかな??。　（猫はかわいいです）

３級に引き続きこちらのシリーズで学習しました。
比較的分かりやすいこちらのシリーズでも、工簿に比べ商簿は本も厚く覚える事が多くて大変でした。それでも３級と同じく文章が平易なのですんなりと内容理解することができたと思います。

しかし、長期前払費用についての説明がないのがちょっと残念ですね。なので☆４つです。精算表や仕訳で出る確率がそれなりに高い部分だと思いますので、ぜひ次の改訂では載せていただきたいです。これから勉強する方は、長期前払費用だけは他のテキスト等でちゃんと補完してほしいと思います。

また、私の場合はネットの簿記説明が載ったHP等もかなり活用したんですが、それを見ていると長期前払以外にも「このテキスト、もしや相当内容足りてないんじゃないの？」と一時期焦った事もありました。ネットでは、テキストにないあまりに難しい事がたくさん書かれていたからです。しかし過去問題集をやった限り、内容はほぼこのテキストだけでカバーできていたと感じます。この点からして、試験に合格する為にしっかり論点を絞ったテキスト作りができているんじゃないでしょうか。

巻末の練習問題が少なくそれが物足りないという方もいらっしゃるようですが、簿記は練習問題よりも実際の過去問題を何度も繰り返し解いた方が身になりますので、自分としては適量でした。

＜追記＞
おかげさまで122回試験で合格しました。商業簿記のところは満点でした！

当たり前ですが、試験のすべての範囲を網羅している本はない。
この著者のスッキリわかる日商簿記3級を利用し、このシリーズを購入しています。初学者の私でしたが、丁寧に解説してありとてもわかりやすかったです。詳し過ぎるので、既に簿記に手をつけた方には少々煩わしさは感じるかもしれません。
はじめの一歩にオススメです。
ちなみにこれは最新で改訂二版です。

イラストをふんだんに利用した日商簿記2級(商業簿記)用テキストです。

イラストの好き嫌いがあるので、万人向けではありませんが、仕訳の方法など、順序よくストーリー性を持たせて説明してあります。
巻末には、それぞれ説明に対応した問題が収録されていますので、インプット・アウトプットを効率よく行う事が出来ます。

もちろん解答用紙ダウンロードサービス付きです。

自分は121回試験にこのテキストで合格する事が出来ましたが、この本に載っていない問題が121回試験で出題されました。(問1の3.保証債務見返)その点を踏まえると、このテキストでは完璧に試験範囲は網羅していないと思います。
ただし、それだけで合否を決定づける問題ではないのでそこまで気にする必要はないです。
読みやすいので短期決戦を望む人には特に優秀ではないかと思われます。