サクッとうかる日商2級工業簿記テキスト
工業簿記編は良作ではないが、マイナーな参考書よりは良い |
簿記2級の商業簿記編と同時に購入しました。
商業簿記は3級からの知識があったためすんなりと受け入れられましたが、
工業簿記編はそうスラスラと読み解けるものではありませんでした。
というのも途中で今作ってる表はどこと関係するのか、どうして賃金勘定が貸方にいくのか、なんでこの項目は仕分けが無いんだなど、不親切な点が、多々見受けられたからです。
自分はそのためこの本に加え『スッキリわかる日商簿記2級』を使用しています。
この本も説明不足な点が多くありますが、説明の仕方や、やさしさが異なるため
併用により説明不足が補えます。
この本は良作ではないですが、下手な参考書を選んで失敗するよりはとりあえずコレ。
そんな感じの扱いです。
的外れな部分もあるけど…。 |
同じシリーズの2級商業簿記と一緒に買いました。
他の方がおっしゃる通り、イラスト付きで表現もわかりやすく、初めて工業簿記を勉強する人が入口にするのにちょうどいい内容だと思います。
ただ私には解説の言い回しがわかりにくかったり、解説が的外れに感じる箇所があったりと若干不満がありました。
例えば「”標準作業時間=2時間×280個=560時間”と書かれているけど、この2時間ってとこから出てきたの?」みたいな感じです。
同シリーズの商業簿記と一緒ですが、この本は試験勉強を始めた人がスムーズに簿記2級ワールドに入っていけるのに最適なだけなので、この本だけで完結せず次のレベルに繋げていくという意味合いで捉えておけば良い本だと思います。
ちなみに、出版社のホームページに本の内容などに対してわからない箇所を書き込める掲示板があり、そこに「○ページのこの部分がわからない」など書けば出版社社員や投稿を読んだ一般の方が返事をくれますので、その点は非常によいと思います。
ただし社員さんからの返事は遅く、僕は1週間以上待ちましたが。
気になる人は掲示板の様子を見てから購入を決めてもよいと思います。
こんなに分かりやすくて良いのかしら |
一見取っつきにくい工業簿記が非常によく分かります。読み易いししっかりと頭に要点が入ってきます。本書で基本事項を抑え、尚且つ例題を潰していけば合格はするでしょう。
2回読めば、満点に必要な知識が得られます |
日商簿記2級において、100点満点中40点を配点されているのが、この工業簿記です。
合格点は70点以上ですから、避けては通れません。
難しいという工業簿記を非常に分かりやすく解説してあります。
が、校正者(ツッコミを入れるひと)の読み込みが足りない気がします
ネットスクールの掲示板に、アリムという方が色々と突っ込みされている内容を
確認すれば、より分かりやすくなると思います。
最近、工業簿記の出題内容に、1級の学習を始めている方に合格して欲しいという意図が見え隠れしています。
そのような背景から、当シリーズの1級(工業簿記・原価計算)のテキストを、読み進めると得点力がアップします。
また、2級は、家具製造会社を例にしていますが、1級は、ケーキ製造会社を例にしているため、より身近に感じることが出来て、理解度が上がると思います。
いずれにせよ限られたページ数で説明できる限りの説明を、まるでかわいい弟に個人授業しているような温かみがある本です
マンガや小説の次に、すらすら読める本ですが、それなりに難しく苦労しました。
読み終わった後の達成感は、格別でした。
自習じゃきびしい |
同じシリーズの商簿と一緒に買いましたが、
こちらも説明が少なくて、内容を理解するのが大変でした。
特に工簿は3級では無かった分野なので、
かなりつらいです。
独学で勉強する人にはおすすめしません。
まわりに聞ける人がいるなら大丈夫かも。